先輩のインタビュー
【インタビュー】 2024.04.10
マネージャー/公認会計士 寺本 瑛
- はじめに、簡単な自己紹介をお願いします。
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新卒で入社した上場企業の経営企画部門で2年余り主に組織再編関係の業務を担当し、1年半の受験専念期間を経て大手監査法人に入社しました。
大手監査法人では4年余り上場会社を中心に監査業務に従事したのち2022年1月に退職、2022年2月から2023年6月まで中堅会計事務所でDDやバリュエーションを中心としてM&Aに関連した業務や経理支援プロジェクトなどを経験しました。
そのような中で、より現場感の強い仕事やより経営者への距離が近い仕事を求めて転職活動し、縁があり2023年7月よりESネクストに参画しました。
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数年間で大手監査法人を離れることに
なったのはなぜですか? -
自分が会計士を目指し始めたきっかけは、上場企業で組織再編業務をする中で会計面法務面において様々に分からない点があり興味をもったことでした。なので、そういった方面で再び活躍したいという思いがありました。
また、コロナの蔓延によりリモートワークに移行したことや様々な監査ツールの導入をきっかけに在宅環境で孤独に単純作業を行う割合も増加し、大手監査法人での監査がつまらなく感じるようになってしまっていたことも事実です。その中で自分が公認会計士を目指したきっかけを改めて考え、転職を決意しました。
- 次の就職先の決め手はなんでしたか?
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第一にM&A業務に取り組めるところを探しました。また、上場企業、大手監査法人とキャリアを進める中で、自分の率直な性格は小さな組織のほうが向いているのではないかと考え、大手以外に絞って転職活動を進めました。
面接を進める中で、面接してくれた方の雰囲気に惹かれた事務所への入所を決断しました。
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1年半余りの中堅会計事務所での仕事について
教えてください。 - 会計監査の外へ初めて飛び出した会計士として幅広な仕事を経験することができました。DDやバリュエーションだけでなく、不動産の証券化に関連した業務や経理業務支援プロジェクト、AUP業務にも携わりました。ストラクチャードファイナンスや移転価格税制といった分野で個人でも十分にやっていけるような様々な方面でのベテラン会計士税理士に囲まれ多くのことを学ぶ日々でした。特に研修には力が入っており、苦手としていた税務についてたくさん鍛えていただきました。
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その後ESネクストに転職した理由を
教えてください。 -
そのようにやりがいのある日々でしたが、経理支援プロジェクトの中で半年ほど事業会社の経理にハンズオンでの支援業務を提供したことが転職のきっかけとなりました。「何を仕事とするか」の観点で自分のキャリアを考えていましたが、仲間同士で顔を合わせて働くことや、クライアントから直接感謝されることが自分の仕事の軸でありやりがいだと認識できました。
その後その軸をもって転職活動をしました。はじめは事業再生の観点でハンズオン支援を行うファンドを考えつつ、VCや新規事業を始めたい上場企業からもお声がけをいただき、何度も面談をしていただきましたがなんとなくしっくりこない日々でした。そんな中でESネクストから声がかかりました。当初は監査に戻ることを考えていませんでしたが、IPO監査では指導的機能を発揮する機会が多く、クライアントに直接的に関与する割合が多い点で大手監査法人時代に経験した監査とは異なると感じました。またESネクストには原則として出社して仕事をする風土があり、実際にオフィス見学に行った時も活気に溢れる様子が伝わってきてワクワクしました。
その中で鈴木理事長と面談した時にトップ自らの熱い思いを聞き感銘を受けたことが決定打となり、やりがいをもって働いていけると考えたESへの参画を決意しました。
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ESネクストでの仕事についてどのように
感じていますか? -
想像していた通り、クライアントとの直接の打ち合わせ機会の多さや、積極的に業務を実施し声を掛けてくれる後輩など、活発なコミュニケーションが行われており、入る前と後で全く期待ギャップはありませんでした。
上下の風通しも非常に良くて、僕が求めていたやりがいを強く感じることができています。
- みなさんへのメッセージ
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IPOやスタートアップに興味のある会計士受験生はもちろん、監査がつまらないと感じている若い会計士の方もESネクストにぜひ来てみてほしいと思っています。IPOに向かう経営者の方々と伴走しながら、若い年次のうちから幅広に業務を経験できる文化が既にESネクストにはあり、公認会計士試験の時に想像した監査の面白さをそのまま経験できるのではないかと考えています。
みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています!寺本さん、ありがとうございました!
マネージャー/公認会計士
寺本 瑛 Akira Teramoto